HDV、SPYDの買うタイミングについて

どうもゆでたまごです。

 

高配当株を初めてまだ1年経ってないですが、疑問点が出てきました。

 

それは米国ETFHDV、SPYDの買うタイミングです。

 

 

【タイミングの買い方で疑問に思ったこと】

結局、「積立で買った時と、タイミングで買った時は将来的にどっちがどれくらいお得なの?」

 

そんなの高配当株投資だからタイミングに決まってるじゃん!っていう記事しかみません。

 

 

→いやいや、具体的な金額でバックテストした数字で教えてくれ〜!!!

仮に「実際はタイミングの方がトータルで5%だけ多かったよ」なんて結果だったら、それぐらいならタイミング測るという労力を払うより無心で自動積立でいいじゃんって思います。しかもタイミングなら早めにもらえるはずの配当金で自分のやりたいことをやったりできるということまで先延ばしにするリスクもあるんじゃないかと。

 

なので、そこのところ具体的に知りたいと思いました。

 

それと、高配当株の投資をする意味とタイミングをしっかり測るということは相反するところも出てくると思ってます。

 

それは、高配当株は現在のキャッシュフローをよくしたいという手法であり、インデックス投資のように将来のキャッシュフローをよくしたいというのではないということ。

 

「いや、高配当株なら将来のキャッシュフローもよくできるよ」

もちろんそうです。

ただ、将来のキャッシュフローよくするなら、インデックスが最強じゃんと思います。

 

高配当で現在のキャッシュフローをよくしたいのにタイミングを測っているあいだに結局買うタイミングがなかなかなく機会損失なら意味ないと思います。

 

現在得られたであろう配当金で現在のやりたいことをやるということを失っているのかなと。

 

タイミングを測りすぎていると、自分の時間、やりたいことも失っていきかねないと思いました。

 

 

HDV買い方パターン】

ということで、

具体的に調べるために、どんな高配当株の買い方があるか

例)月に10万円ずつ投資に回せるお金がある。2012年から2020年の9年間高配当株を買って、そのあとは投資しなかった場合。投資期間9年間とその後の30年間の合わせて39年間でどれだけ多くの配当金を得られたか。

1、暴落時のみ買う

過去最高値から株価10%下落で投資資金の40%

過去最高値から株価20%下落で投資資金の30%

過去最高値から株価30%下落で投資資金の30%

 

2、利回りで決める(割安の時に買う)

3.3%以下       毎月3万円

3.3%〜3.7%の間  毎月5万円

3.7%以上     投資資金100%

 

3、毎月10万円積立で買う

 

もちろん、一番バランスがよさそうなのは2の投資手法に1の投資手法の組み合わせたのもだとは思いますが、調べるの大変なんでこの3つでいきます。(実際は断念して2つです)

 

知りたいのは3の積み立てはどれくらいダメなのかという数字です。個人的なイメージでは右肩上がりのチャートだから積立でいいんじゃないのとは思うんですけど、、、いってみましょう。

 

※面倒なので1ドル=100円で全部計算しています。

※2021〜2050年の間はHDV株価90ドル固定で、その間の利回りは3.66%で計算してます。 

 

【結果】

まず第一に断っておきたいのが、めちゃくちゃ大変で素人計算で正確ではないということ、ご理解いただき参考までにみていただければと思ってます。

個人的に知りたいのは大雑把にでもどれだけ乖離があるかということです。

 

1の暴落時に買い付けパターン

2020年までに購入した口数 1507

2012年〜2020年 配当金合計 1,463,097円

2020年〜2050年 配当金合計 13,915,638円

2012〜2050年 配当金合計15,378,735円

 

 

3の定期積み立てパターン

2020年までに購入した口数 1454

2012年〜2020年 配当金合計 2,311,652円

2020年〜2050年 配当金合計 13,426,236円

 2012〜2050年 配当金合計15,737,888円

 

 

えっ、

えっとー、積み立ての方がもらえる額が多いですね。

 

ただ、購入できている保有株数は若干3.6%ほどタイミングでの購入が多いですが、それまでに積み立てている間に受け取った配当金に80万円近く差が出ているためでしょう。

 

 

もうこの時点で大変すぎて2のパターンはやっていません。すみません。

 

 

【考察】

これが、もっと長い年月でいくと保有株数の多い分タイミングで購入した方が上回ります。なので、株を子供に受け継ぐ場合にはより多く配当金を受け取ることができそうですね。

 

 

投資してない年が2012年、2013年、2014年、2017年、2019年であり、

序盤の2012〜2014年の3年間は一切投資しないということが積み立てていく段階で精神的に耐えられるかという問題もあります。

しかもタイミングの投資は2020年のコロナショックでかなり投資しており、それまでの2012年〜2019年でいくともっと投資成績は悪くなるかと思います。

これでまたいつコロナ級の暴落くるかのタイミングを測るのは正直しんどいのではと思います。

 

また、今回は為替レートを1ドル=100円で固定しています。

仮にタイミングで買う場合には為替レートもみなさん考慮しているのか気になります。

 

例えばHDVが90→80へ約10%下落した場合でも、90台のときは1ドル=100円だったのが、80のときは1ドル=110円になっていれば、結局80へ下がったから買うという行為は90の時に100円で購入とほぼ変わらないと思われます。

 

 

あくまで自分の高配当の目的は現在のキャッシュフローをよくすることです。

 

15年後にはタイミングの方がよかったという場合でも、40歳代に80万円(積立期間での差)を自由に使って得られる経験と60歳代に先伸ばして得られる80万円ではできることも違ってきますし、価値が違うと思います。

 

60歳になってこの80万円が40歳代のころにあればもっとあんなことやこんなこともできただろうにと後悔してももう遅いと思います。

 

となると現在のキャッシュフローの改善が測れる定額積み立てもありに感じてしまします。

 

【最後に】

僕の今回のデータは大雑把に計算したものです。決してあてにしないでください。

 

ほんと誰か正確な数字と、この考えが間違っていると正してくれる人がいらっしゃればぜひご教授いただきたいです。

 

タイミングでの購入している方ぜひともこれぐらいの違いがありますよと具体的な数字を定時していただけると助かります。

 

結局今回自分でやってみて、じゃあ高配当株の買い方どうしたらいいのさってなりました。結果が大差でタイミングの勝ちならもう何も迷わずにタイミングでの買い方にしようと思ってたんですが、、、。

 

思うに、タイミング投資はチャートが頭打ちになっていて長期レンジ状態であり、1年に1〜2回の暴落と、8〜10年の大暴落のチャートならタイミング投資があっているのではと感じる今日この頃です。

 

HDV成長しちゃってますしね。どうなんでしょう。

 

もう少し考えてみます。