【本要約・感想】あした死ぬかもよ?
どうもゆでたまごです。
今回、人生の考え方を変えられる名著に出会いました。
これまで、何気なく過ごしていて、あっという間に過ぎていく人生はもうこれで終わりにしましょう。
ちょっとだけ、想像して見てください。
今あなたは病院のベットの上で間も無く死にます。天井を見つめながら、窓には太陽が沈もうとしています。
今日が人生最後の日だと悟ります。
これまでの人生を振り返ってどうでしたか?
後悔はありませんか?
やり残したことはありませんか?
人生で大切なものはなんですか?
高級車ですか?
マイホームですか?
1億円ですか?
それらは全て死ねば持っていけません。
若い時の失敗したこと。
若い時の悩んでいたこと。
それらは死ぬことと比べたら、ほんの些細なことでしょう。
他人の人生を歩んでませんでしたか?
本当に自分がやりたいことをやってましたか?
90歳以上の人へのアンケートで「唯一後悔していることは?」に対して、90%の人が「もっと冒険しておけばよかった」ということだそうです。
その可能性は自分も大いにあります。
勉強して、受験して、浪人して、いい大学入って、就職して。
それって自分がやりたいことかな。
自分の人生のこり半分だけど、いいの?
しかも健康寿命を考えると、いろんな活動できるのは60歳までだとしたら、やりたいことやれる時間はあと少しだけど、それでいいの?
本当にやりたいことを真剣に考えさせられ、1日を大切にしようという考えに変わります。
1度死にかけた人は人生を謳歌し、死を意識している人は1日を大切にします。
死を遠ざけ、生きていることが当たり前で死ぬことを考えないようにすることは人生後悔することになり、死ぬことを恐怖と捉えるでしょう。
あした死ぬかもよ?
奥さんにキツイ言い方してしまったけど、、、あした死ぬかもよ。
親に伝えたいことあるけど、、、あした死ぬかもよ。
正月とお盆の6日だけ親に会うとしたら、残り15年、1日12時間会うとして実際に親と会ってる時間は、、、1ヶ月半。
親の余命は1ヶ月半と同じ。
人生とはなんなのか、もっと自分と向きあう必要性を教えられます。
後悔しないように、これからの生き方を正して、今この一瞬一瞬を大切にしていこうと、そう思わせる本でした。
最後に、心に響いた一文を紹介して終わります。
「大好きな人が死なずに、今日生きていてくれる。それ以上の幸福ってありますか?
生きているって大好きな人に会えること。会いに行ってその人を感じることができること。それ以上の幸福ってありますか?
幸せの本質はそこにいてくれること「存在」にこそある。1億円あげるっていわれても、大好きな人に会えない人生なんていらないから。
人は失って初めて幸福に気がつく。でも、もう失わなくて気がつけたよね。」