鼻中隔彎曲症の手術で鼻詰まり改善!生まれ変わった!

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どうも、15年程鼻詰まりで意図せずとも普段からサザンみたいな鼻声だったゆでたまごです

2週間前に手術を受けたことでこの長年付き合ってきた鼻詰まりともおさらばしました


手術して今までに経験した事のない程呼吸がものすっっっごく楽になりました


新生ゆでたまごの誕生です

 

どれくらい楽になったかというと・・・

 

もう一個鼻が追加したかのような感覚です。

 ↓こんな感じ

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出典:http://oriran.com/ranking/?PCD=624&TNO=23290

 

目次

鼻中隔彎曲症の罹患率

 そして同じように鼻詰まりでお悩みのそこのあなた!

アレルギー性鼻炎がひどくてねぇなんて言っているあなた!


市販の薬だけでなく1度耳鼻科を受診することをおすすめします


もしかしたらあなたも「鼻中隔彎曲症!」と診断され、それが鼻詰まりの原因の可能性かもしれないからです


ちなみに程度は大小様々ですが、鼻中隔彎曲症の確率はなんと・・・

 

成人90%以上  (誰しも多少は曲がっているみたいです)

 

 

長年の鼻詰まりとの対処方法

以前の僕は毎年冬になると鼻詰まりがひどくなりピーピーと笛みたいな音を鳴らしながら生活しています


寝る時は症状ひどくなり、ほぼ口呼吸です


冬場は乾燥もするので口呼吸だと喉も傷めてしまい風邪ひきやすくなります


なんとかこの鼻詰まりを解消しようと市販の鼻炎のお薬だけでなく、あの手のこの手を使いました


最初は自分で鼻翼を引っ張って鼻腔を広げる作戦(痛いけどほんの少し良くなったような感覚になる。気持ちの問題かも)


次に、市販の鼻腔を広げる道具を使用

例えば、↓のようなシリコンなどで鼻が狭くなるのを防ぐ器具

 この籠付きは自分にはそこまで症状改善にはなりませんでした

 

理由は

1、鼻の奥の方は広がらない(実はけっこう奥の方が狭かったりする)
2、鼻水出る時は結局塞がる
3、鼻がムズムズする
4、起きたら外れている

 

こういったことが起きたためこの器具はやめました

 

ちなみに3からの2が起こり、器具を外して、鼻水かんで、また装着して、また3が起こりがグルグルと繰り返されたりもします


類似器具では様々なものがあり、シリコンのバネの弾性力で鼻腔を広げるもの(使い回しができ、鼻腔も広がるが初めは多少の違和感あり。結局朝外れてて無くなった。探しても見当たらなかったため、バネの弾性力でびょ〜んて飛んで亜空間に行ったと推測)も使用していました

 

↓のような物

 これは物によっては効果ありました

 

 

結局、落ち着いたのが

鼻腔拡張テープ」!!!

↓の鼻翼に貼るテープ

 これで何とか毎晩鼻詰まりを乗り越えていました

 

この鼻腔拡張テープも毎晩やっていましたが、経済面ではバカになりません

 

ひどい時は鼻に2枚テープを上下にずらして貼ることもあります(もちろんテープを貼るときはしっかりお鼻の油を石鹸で落としましょう。2秒で剥がれます)

 

ちなみに個人的な意見ですが

有名なブ◯ーズライトは自分には合いませんでした

1、ねばぁ〜っとした粘着のりが合わない

2、粘着力少し弱め?

3、レギュラーサイズが小さい

4、お値段やや高い

などの理由があります

 

鼻腔拡張テープの中には「メンソールタイプ」もありますが、効果は実感できませんでした

 

鼻詰まり悩んでるなら→耳鼻科へGO!!!

毎年ただの鼻炎だと思っていましたが、今年は特にひどかったので耳鼻科に行ってみると


先生「う〜ん、ファイバー(鼻の中見るカメラ)通らないですね〜。すごい曲がってますね〜。」


僕(えっ、アレルギー性鼻炎による鼻水での鼻詰まりだけじゃないの💦)


先生「頭のCT撮らせてくださいね」

 


CT撮影後

 


先生「ほらすごい曲がってますよ。しかも下鼻甲介は炎症で腫れてますし、副鼻腔炎に鼻茸もあります」


僕「・・・・」

 


診断は「鼻中隔彎曲症」「副鼻腔炎」「肥厚性鼻炎」でした


単なる鼻詰まりと思いきやなんか色々出てきました


僕(若い頃に鼻ぶつけたからかな?)


先生「鼻中隔彎曲症は成長の過程で、鼻腔の骨と鼻中隔の軟骨の間に発達のスピードのズレが生じ曲がってしまいます。けっこうひどく曲がってるし症状もきつそうだから手術しましょう。」

 

手術までの体験談

この3つは手術でも治るとのことだったので、1ヶ月前からお薬を始めながら手術の日まで待ちます


途中で術前検査のため、血液検査、肺機能検査、胸部レントゲン、心電図といった入院前の検査をします


いよいよ手術前日には家から入院セットを持って入院し、その夜は初めての手術ということであまり眠れずに翌日の手術の日を迎えました


手術当日、緊張したまま手術室に着くなり心電図など様々なモニターを体につけられていきます

 

麻酔科の先生に「酸素を吸って」と指示があった後

 

しばらくすると「そしたら今から眠くなるお薬入るよ」と同時に

 

薬が腕の中に入ってくる感覚と痛みが腕の中から胸の方まで上がってくる感覚がありました

 

これはマイケルジャクソンが使っていたプロポフォールの血管痛ですね

 

 前日に自分は麻酔にどのくらい耐えられるかと思いふけっており、「めっちゃ耐えてみせる」と心に固く誓ったのだが、

 

実際は3秒ほどだろうか

 

薬が入って「いてー」って思ったと思いきや、次の瞬間気づいたら病棟のベッドの上で横になって酸素マスクを付けており、手術はすでに終わっていた

 

完全に麻酔に負けてしまった(己の意思の弱さをすごく後悔した)

 

手術時間は1時間30分ぐらい


病棟のベッドの上で目を覚ました時は、痛みと気分不良が同時に起こっていた

 

すぐに看護師さんに「座薬使いますね」と

 

「痛みあるので座薬使ってください」とも何も言ってないのに有無を言わさず恥ずかし目を受けた

 

しかし、実際は後からすごく楽になったので座薬は我慢せずに使っておいた方が良いと思う

 

 痛み自体は本当に術後1〜2日まで少し痛い程度で3日目からは全く痛みはなくなった

 

痛み止めの薬は術後すぐに使った座薬1回のみ

 

気分不良も術後1日目のみだった

 

それ以上に術後に困ったのは口呼吸と術後出血だった

 

術後2日目までは両方の鼻にガーゼが入っているため口呼吸で生活せざるを得ない

 

さらにベッドに横になっていると度々口の中に血液が鼻の方から垂れてくる

 

この二つが結構きつかったかもしれない(出血は日を追うごとに減ってくるがその後、退院してからも少量は続いた)

 

術後の体験談、感想

そして術後2日目

 

先生「そしたらお鼻見せてください。ガーゼ取りますね〜」

 

鼻から20cmほどの細いガーゼがズルズル〜って出てきたときはほっしゃんの鼻からうどんを思い出してしまった

 

そして、両方のガーゼが取れた後に

 

先生「そしたらお鼻で呼吸して見てください。呼吸楽じゃないですか?」

 

お鼻でスースー

 

僕「はい、楽です」(楽なんてもんじゃない。今まで通りに呼吸したらむしろ過呼吸になってしまう。何だこれは、みどりのマキバオーみたいになったのか)と正直思った

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出典: http://chansoku.com/archives/4145494.html

 

部屋に帰りながら一人悶々と (自分以外の多くの人間はこんなにも楽に呼吸してたのか?自分が若いときにこの手術をしていたらもっとスポーツの成績良かったんじゃないか?マラソン選手は全員すれば記録伸びるんじゃないか?黒人がスポーツ強いのは鼻の穴大きいから酸素供給量も多くて有利だからか?) と色々考えてしまった

 

そして1つの結論に達した

 

鼻詰まりの人は全員耳鼻科へ行くべし

 

そして、マラソン選手は鼻中隔彎曲症の手術(なくても鼻腔を広げる手術)をすべし

 

「いやいや、マラソン選手以外でもいいんじゃね。何ならサッカー選手でもいいんじゃね」と思ったあなた。

 

鋭い!

 

実は術後の鼻中隔の軟骨は弱くなっているため、鼻にある程度強い衝撃が加わると鼻が変形してしまうことがあるそうです

 

なので接触プレーのあるスポーツは避けるべき

 

 

術後は、また出血がひどくならないように・お風呂・運動・アルコールはしばらく控えた方が無難とのこと

鼻中隔湾曲の手術したら成績上がるだろうスポーツジャンルのランキング!

ここでは独断と偏見に満ち溢れた私個人の意見です

 

マラソン選手以外にも手術を受けた方がいいおすすめスポーツを勝手にランキングします

 

1、マラソン選手

言わずもがな、鼻腔拡張テープ使っている選手をよく見るしね。接触プレーもほとんどなし。持久力勝負

 

2、クロスカントリー

これも持久力必須。やったことないけどめちゃめちゃきついらしい。選手達が苦悶様表情でよくヨダレ垂らしながらゴールする瞬間をまあまあ見受けられる。

 

3、バドミントン

やってた人ならわかる。実はめちゃくちゃスタミナ必要です。ネットがあるため相手との接触プレーはありません。いやいやシャトルが鼻に当たったらどうすんだと突っ込みたくなると思いますが、僕は9年間鼻にシャトルが当たったことないですし、当たった人を見たことがありません。鼻に当たる確率0.001%ぐらいだろうか。(当たったことある人ある意味ラッキー、あなたは0.001%のうちの1人です。参考文献:独断と偏見に満ち溢れた僕の予想)

 

番外編

逆におすすめしないスポーツは以下の通り

柔道、レスリング、ボクシング、ラグビーなど

 

これらは僕の妄想なので気にしないでください

 

スポーツの時には口呼吸になっているから鼻広げる必要ないとの意見もあると思いますが自分では多少影響されると思ったためこのように考えました

 

鼻腔が広がることで声も変わる?

この前ボイストレーニングに鼻腔を広げて歌うと、良い声が出るという記事を発見

 

僕は意図して鼻腔を広げることをせずとも、手術によって物理的に鼻腔を広げることに成功しました

 

ということは・・・

 

僕の声がいい声になったということ!

 

確かに術後は自分の声が自分じゃない感じがありました

 

おそらく鼻腔の骨を削ったため、声帯から発せられた音の空気が削られた骨へ伝わるが、その骨伝導の伝わり方が若干変化したからなのか?

 

はたまた鼻腔の広がりによって声帯から発せられた音の空気が以前と違う感じで鼻腔のスペースで反響するからなのか?

 

どうなんだ?と考えていましたが

 

3日もするとその感覚は普通に戻ってました

 

ちなみに奥さんには

 

「え、声変わらんよ」と一蹴されました

 

 

しかし3日間もあったら新しい自分の声を骨伝導でも自分の声と認識するようになったんじゃないか

 

これは退院してから本当に歌が上手くなったか確認すべしと思い

 

 

そして後日、カラオケで他の人に僕が歌が上手くなったのか聞いてみました

 

結果

 

あまり変わっていないという・・・

 

もともと、鼻声音痴が普通音痴になっただけ?

 

鼻腔を広げたため歌が上手くなったかは自分でもいまいちピントこないものでした

 

ただ鼻声はなくなり、声を発する時に確かに鼻腔の方に空気が広がるスペースができているなぁという実感はあります 

抑えておきたい術後合併症

手術も100%安全ではありません

 

多少はいろんな危険性も生じる可能性があります

 

今回の手術での合併症は

視力障害・・・目の神経を傷つけてしまう可能性

複視・・・目を動かす筋肉が近いのでそこを傷つけてしまう可能性

流涙・・・涙は常に目の表面を潤わせてそのあとは鼻涙管を通って鼻に流れ込んでいるが、鼻涙管損傷によって涙が目から溢れてくる

などがあります

 

それぞれの起こる確率は非常に少ないのでそこまで心配はないと思われます

 

それと、手術は内視鏡を使用して鼻の穴から骨、軟骨、組織を削っていくため傷跡が見えることはありません

 

鼻の穴の中ガン見してくる変態がいた場合は別です

 

もちろん、鼻の高さが変わったりすることもほとんどありません

【鼻中隔彎曲症の手術を受けた感想】まとめ

手術を終えてから、あれだけ苦しんだ鼻詰まりともうおさらばができたんだと思うと本当にやって良かったと思います

 

コンタクトを始めて付けた時の感動と似ており、

 

いや、幼少期にサンタさんにスーパーファミコンをクリスマスプレゼントでもらった時の感動と同等かそれ以上で新しい人生の始まりのような感覚でいます

 

これからは

人生第2章  「鼻腔を広げたゆでたまご、おでこも広がる」として生きていきます 

 

僕のように同じような症状で苦しんでいる人は本当に早く治療することをお勧めします

 

そして同じ悩みを持つ人が世の中から少しでも減少すればと願っています