【本要約・感想】バビロンの大富豪の教え(漫画)

どうも、ゆでたまごです。

 

今回、ずっと昔からある有名な本バビロンの大富豪の漫画版を読みました。

 

マネリテアップのために個人的に読んで欲しいのはまず最初はこの本であると思います。

 

若い子に1冊だけおすすめするなら、この本を勧めるでしょう。もちろん金持ち父さんなども良いのですが、なんたって読みやすい!もちろん内容も良い!

 

結局、全然漫画でいい!

 

自分が小さい時には親に「漫画ばかり読んで」と怒られてましたが、漫画も人生に大きく影響を与えるものの一つであり、それで知識を学ぶことは変わりないと思います。

 

活字で学ぶことと、漫画で学ぶことに差異はないと断言します。

 

なんならYouTubeでも学べますし、Audibleのような耳で聞くコンテンツでも勉強はできます。

 

インプットはどの感覚を使ってもいいし、それが遊びでなのか、本でなのか、人から聞いてなのか、なんて手段は関係ないです。どれでも良い!

 

机に向かって、もくもくとノートに書くことだけが勉強であるといったステレオタイプな考えはない方が良いと思います。

 

東大生の中に小さい時はリビングでの勉強が多かったというデータもあり、できるだけ勉強と日常を区別しなくてもいいのではと思います。寝っ転がったり、トイレやお風呂、TVのCMなどの隙間時間を勉強にあてるでも全然いいと思います。

 

ようはインプットして、定期的にアウトプットできるかどうかだけ。

 

話しがずれましたが、漫画でも十分勉強になります。そして、この漫画のバビロンの大富豪はすぐに読めてしまいます。それでいて、やっぱり面白かったです。

 

五年ぐらい前に漫画ではない方を読んでいいなぁと思ってましたが、再度漫画で読んでみて名著であることを再認識しました。

 

これが紀元前のことだと言うことが信じられないくらい的を得ています。人間という生き物の根本を描き、幸せとはなんなのかということを考えさせられました。

 

人は生活が便利になれば幸せになるのであれば、現代人が過去の人間の中で一番幸福であることになるがそうではないということ。

 

現代の人でも不幸な人はいっぱいいますし、日本なんて先進国であるにも関わらず自殺者が多く、幸福度は他国と比べて低いです。

 

ちなみにブータンが世界で一番国民が幸せと感じている率が高い国だったと思います。

 

結局人は幸せになるために生きているのであって、お金をためるために生きているわけではない、便利になるために生きているわけではない、ただお金があると不幸になることを遠ざけることはできるのだなと五年前には考えなかったことが今では気づくことができました。

 

また、この本に書かれている教訓に「黄金の法則」というものがあります。

 

そしてこれを確実に実行できれば間違いなく、人生においてお金に困ることは少なくなると思います。

 

以下、「黄金の教え」を書いておきます。

 

【黄金に愛される七つの道具】

1、収入の1/10を貯金せよ

2、欲望に優先順位をつけよ

3、貯えた金に働かせよ

4、危険や天敵から金を堅守せよ

5、より良きところに住め

6、今日から未来の生活に備えよ

7、自分こそ最大の資本にせよ

 

【5つの黄金法則】

1、家族と自分の将来のために収入の1/10以上を蓄える者の元には黄金は自ら膨らませながら、喜んでやってくるだろう

 

2、黄金に稼げる勤め先を見つけてやり持ち主が群れを膨大に増やす羊飼いのように賢明ならば黄金は懸命に働くことだろう

 

3、黄金の扱いに秀でた者の助言に熱心に耳を傾ける持ち主からは、黄金が離れることはないだろう

 

4、自分が理解していない商い、あるいは黄金の防衛に秀でた者が否定する商いに投資してしまう持ち主からは黄金は離れていくだろう

 

5、非現実的な利益を出そうとしたり諜略家の甘い誘惑の言葉にのったり己の未熟な経験を盲信したりする者からは黄金は逃げることになるだろう

 

 

守るべき者を持つ屈強な壁となれ

借金は心の弱さ・・・金を貸してくれた人に恩を返すことが人間に尊厳を与える

仕事を懸命にこなしながら、誰かに喜んでもらうことを第一に考え、「お金はおまけ」である

 

 

 

以上が教えになります。

これだけ見て、みんな思うでしょう「これだけやったら本当に金持ちになれるんか?えっ、どうなんだよ!」ってなる人。その考えは「やばい」です。

 

めちゃくちゃテイカー気質満々の人です。

おそらく、こういう人は「あなたの言われた通りやるので、成功を保証してください」ってことでしょう。いいえ、全ての事は自己責任です。それなら、教える側の人も教えたくないだろうし、やらなくて結構と言いたくなりますよね。

 

やったほうが良いとわかってるのにやらない理由を考えて過ごし、やったらやったで失敗した時の責任を教えてもらった人にキレる。この考えはやばいです。このような人だと誰からも相手にされなくなるし、近寄りたくないですよね。

 

教師が一生懸命生徒に教えて「絶対〇〇大学に受かる」と言ったが、結果的に受験に落ちた時に生徒が「先生責任取ってください」って言いますか?

 

そんな生徒ばかりだと、先生はみんな「多分受かると思うよ。75%ぐらいかな。ミスったら落ちるかもだけどね。全部自分で決めようね」なんていう当たり障りのない保身に回ったアドバイスしか出さない先生ばかりになってしまいます。そう言った先生と比べた場合、「よし、頑張ってついていこう」って思える先生はどっちでしょうか?

 

たとえ確率が低くても、「絶対成功する」「きみなら勝てる」って言ってくれる人の方が僕は好きですし、それで自分が失敗してもその相手の対応に感謝すら覚えます。

 

なので、まずは人から言われたこと、もしくは先人の教えを試してみて、ダメだった場合は自己分析してオリジナルルールを作るで良いのではないでしょうか。

 

 

本の物語を通して、この教えが主人公にグサグサ刺さる状況を描いていますので、この教えだけを見るだけだと、よくわからないとなってしまうかもしれません。

一度読んでみると「この教えはこういう状況に必要とか、この教えを守らないからこのような状況になった」ということが具体的にわかります。

 

なんか「教え」といった形だと宗教チックに感じてしまいますけど、他の成功者の本にも同じようなルールが書いてありますし、再現性は高いと思います。

 

 

 

個人的には「より良きところに住め」は具体的にどんな感じかをまだちゃんと理解できていません。

 

立地として良いところに住むことで通勤時間が減るということか、快適な住居を得ることで仕事がはかどるということなのか。しかし、より良きところに住むということは基本的に家賃が上がるので、どうなのだろうと感じます。

一般的には固定費削減で家賃を下げることが大事という本もありますし、有名人が成功して高級なところに住んでしまい、その後の収入が減った時に苦しくなったりするとの話しもあるので、個人的にはバランスなのかなと思います。

 

一旦生活水準を上げると人は下げにくくなるのかなと思います。

 

時間単価で、通勤時間を減らしたり、一人暮らしだからこれぐらいで十分だという人もいますし、価値観は人それぞれなのかなって思います。

 

なので良く言われてる収入の15〜25%までを家賃でいいのかなって思っちゃいました。より良きところに住むを実行して収入の60%とかを家賃で持っていかれるのはちょっとどうかと思いますので。

 

これについてどのように思いますか?別の考えなどあればぜひ教えていただきたいです。

 

今回は、バビロンの大富豪の教え(漫画版)について思ったことを書きました。

多くの学びを得た本であることは間違い無いです。

ぜひみなさんも読んで見てはいかがでしょうか!