【本要約・感想】ユダヤ人大富豪の教え

どうもゆでたまごです。

 

今回は「ユダヤ人大富豪の教え」を読んで、感想や学んだことについてです。

 

1、自分を知り、大好きになることをやる

この本では好きなことをやることが成功につながると述べています。

前回のFIREの本では、逆の考えです。

FIREでは「まずは稼ぐところから、好きなことは趣味として後からでもできる」

この本では「お金儲けより、仕事が好きでしょうがない方が成功する」

これは個人的にはFIREの方かなと思っている。業種によって全然稼げないのもあるから、極論をいうと武井壮みたいに需要がないところではどれだけ努力しても報われない可能性があると思ってます。

ただ、経済的な面の成功だけが幸せではないので最高に幸せなのは好きなことを仕事にするなのかもしれません。

 

2、コミュニケーション能力を高める

これは、世の中生きて行く上でけっこう必要となるスキルだと思います。

現在はたしかに、人とのコミュニケーションが苦手でもマネタイズできる時代ですが、コミュニケーションスキルがあった方が絶対に得ですし、マネタイズできなくても人生で幸せになるスキルだと思います。

 

3、ビジネスの5原則

・ビジネス=人がお金を払ってもいいと思うぐらい勝ちあるサービスやものを提供すること

これが一番大事であとはおまけ

●好きなことを見つける

●そのビジネスで成功に必要なことはすべて学ぶ

●小さくスタート、短期間で大きくしない

●儲かるシステムをつくる

紹介システムなど

利益=お客の喜びの度合い

●自分がいなくても回るシステムをつくる

 

この5原則で意外なのは3の「短期間で大きくしない」です。

短期間で大きくすると失敗する可能性があるとのこと。

 

4、一人で成功している人はいない

周りに助けてもらうことが大事であり、助けてもらうことで実は助けてあげることができるという事実。

とんちのように聞こえますが、

人は本来誰かを助けたいもの、なので助けることができたとき精神的な安らぎと満足感を得る

多くの人間に助けてもらうだけの器を持つことが大切

もし自分一人でできたとしても、できるだけ多くの人を巻き込んで助けてもらう

そしてその人たちに感謝して喜んでもらうことが成功のスピードを速める

だから決してすべてを自分一人でやろうというふうには思わないように!

 

5、人生の喜び

人は何かを買った時や目標を達成した時に得られる幸せは、一時的なものにすぎない

人は誰かと人間的なつながりを感じた時に、初めて幸せを味わう。誰かと深い絆を感じた時など。

人間関係は、人生最大の喜びにも、最大の苦しみにもなる

→やっぱり人間関係が一番心踊らされるってことですね。

 

6、失敗とうまく付き合う

失敗したということは少なくともチャレンジしたということ。それだけで大したもの。

何を失敗と捉えるか。「失敗とは諦めてしまった時にのみ起こる現象」

→失敗は決して悪いことじゃないよ。これまで学校・会社で散々失敗すると怒られてきて悪いことっていうイメージを意識に刻み付けられているけど、失敗はチャレンジしたっていう証だからね。

 

7、成功への恐れ、偉大な自分を受け入れる抵抗

●人生で最大の胸部は、死の恐怖よりも、成功することへの恐れだという。

●成功すると、豊かさ、愛情、友情が膨大なエネルギーでやってくると、自分の無価値感で受け取りきれなくなる。

●本当の成功とは、完全に人生に身をゆだねること。それをできる人間は少ない。

→ここは、自分にはたどり着いてない境地で理解が難しい。

本当に成功者はこれを実感したことがあるのだろうか。

 

8、なにごとにも動じずに、淡々と生きることが、いちばんの大切な心構えなのだ。

外の状況がどういうものであれ、感謝と平安のみを選択しなさい。それが現実なのだから。

→淡々と生きること。感謝と平安のみを選択すること。自分の父が普段から言っていた言葉「平凡が一番」というのに似ていると思った。

父は病気になって、自分の結婚式でもこの言葉を自分に送ってくれた。

養子に入り、親戚などの目とかもあった父の人生をこの言葉は物語っていると自分は思っていたが、もしかしたらこの成功者と同じ境地に最後は到達したのかもしれない。

 

9、最後に自分がこの本で大好きな一部をそのまま添付します。

以下はユダヤの大富豪の老人が著者へ別れの手紙を送った一文です。

 

「君との数週間は、私の人生が終わる前の思い出のハイライトになってくれた。この歳になると、いちばんの楽しみは、君のような若くて可能性が無限にある若者のエネルギーに触れることなんだよ。君にはわからないだろうが、若く希望に溢れる人間が発するオーラは、実に眩しくて、美しくて、それは愛おしいものだ。それを私たちのような老人と分かち合ってくれて本当にありがとう。」

 

自分が歳とっても若い人と関わりたいと思ったし、今の年齢でも若い子を見ると無限の可能性を感じて自分もエネルギーもらえますね。

この老人ぐらいの歳になるとより一層強い思いが湧き出ると思います。

もっと祖母にもいっぱいお話ししておきたかったと後悔しています。