【投資】トラリピ新規設定追加(ユーロ/ポンド)2021/5/10
どうも、ゆでたまごです。
今回、マネースクエアさんからユーロ/ポンドの通貨ペアのトラリピが実装されました。
現在、私はトラリピ歴5年で、これまでUSD/JPY、AUD/JPY、CAD/JPY、AUD/NZD、BTC/JPYを経験しておりますが、現在はAUD/JPY、CAD/JPY、AUD/NZDの3通過ペアに絞って運用しています。
なぜこの3つであるのかの理由はまた別記事で紹介したいと思います。
そして今回絞ったレギュラーメンバーにユーロ/ポンドを採用することにしました。
なぜ採用したのかの理由として、ユーロポンドの特徴を述べて行きたいと思います。
- 総推移が大きい
- 過去5年間の高低差が狭い
- ショック相場に強い
- 対円為替ではない
- 収益力が高い
- 売りのロスカットラインに近い
- 売りはスワップがプラス
- データの期間が短い
- 総推移と高低差の関係
- 【結論】
- 【ユーロ/ポンド設定】
まずはメリットについてですが、こちらはどこの記事でも同じようなことが書いてあるので軽くだけ挙げていきます。
総推移が大きい
総推移が大きいということはリピート回数が多くなり、利益を得やすいことになります。豪ドル/NZドルについで2位ですね。
過去5年間の高低差が狭い
豪ドル/NZドルと同様にユーロ/ポンドは似たような動きをするため高低差が狭くなります。
2016年7月〜2020年末までの高低差が狭くレンジ相場と言えますね。
豪ドル/NZドルを抑えての1位なので、今はリスク抑えての運用ができそうです。
ショック相場に強い
リーマンショック、ブレグジットなどで他の通貨ペアに比べて下げ幅が小さいので安心できそうです。
対円為替ではない
通貨ペアに円やドルが入ってきていないので、自分が運用している通貨ペアのリスクヘッジになりうると考えます。
収益力が高い
ユーロポンドは、クロス円であり豪ドル/NZドルと比べると同じ0.01という利益幅でも利益額に大きな差がでます。ただ、必要証拠金もユーロポンドの方が必要になりますので、それも加味して現在のレートで考えると、ユーロポンドの方が豪ドル/NZドルより収益率が20%ほど良いことになります。
売りのロスカットラインに近い
トラリピでは始めるタイミングによって利益よりも含み損の方が増えていき精神衛生上しんどくなることがあります。できるだけ確定利益が多い状態から始めると、ロスカットラインも下がりますので、今はどちらかというと始めやすい時期かと思います。
売りはスワップがプラス
トラリピにおいてスワップは誤差の範囲という認識ですが、それでも多くのマイナススワップと含み損を抱え決済利益よりマイナススワップが多い時期などを経験した身からするとやはりプラススワップは一つの魅力になります。
次にデメリットについてです。こっちが断然大事になってきます。
トラリピは走り出したら、なかなか後戻りできにくいので始める前にリスクをしっかり理解してから始めましょう。お荷物通貨ペアは含み損だけやたら増えてんのに利益出さないとなると資金を凍結された状態となり、資金効率も下がります。
もともと、自分の投資スタイルとして、トラリピは一生売らないので、どれだけ含み損抱えようがロスカットになることなく利益さえ出続ければいいという高配当株と同じような考えではありますが、精神面的にギリギリの証拠金維持率での運用は耐えられないのでそこはバランスをとっていきたいと思います。
データの期間が短い
総推移と高低差のデータは過去5年という狭さです。よくある手法でいいところのデータのみを見せているのかもしれません。しかもトラリピは利回り7〜10%前後を自分は目指しているので、10年で利益のみで元が取れる計算となります。ということは最低でも10年以上はロスカットになってはいけませんので、長期のチャートで判断すべきです。
総推移と高低差の関係
総推移は100pipsあたりでのデータであり、しかも高低差も小さいということは。狭い範囲でちょろちょろ上下していることになります。下手をしたらポジション持ったのにいつまでも利益確定しないといった状況も考えられます。最適な利益幅のバックテストが必要です。
そしてもう一つ、狭い範囲でちょろちょろ上下しているということは、、、
トラップ本数が少ない(トラップ値幅が広い)と全然ポジション持たない
ということです。
つまり全然利益が出ないことになります。
ということは、もしユーロ/ポンドを運用したいのであれば多くのトラップ本数をしかけ、かつ利益幅を狭い方くしないと利益を出せないのか疑問が出てきます。
【結論】
以上のメリットとデメリットを踏まえて、結論としてはユーロポンドを組みこもうと思います。
デメリットとして考えたものは他の方のバックテストのデータからそこまで問題ないと思いました。過去15年という長期のチャートでのバックテストでトラップ本数少ない場合でも十分に利益を出ていたことにはびっくりしました。詳しいデータはこちらで載せることはできないので「ユーロポンド バックテスト」で検索すると色々出てきます。
なのでユーロ/ポンドはリスクヘッジにもなり利益拡大へと繋がると思うため、開始したいと思います。
【ユーロ/ポンド設定】
自分のユーロ/ポンド設定は以下になります(トラリピ試算表で1ポンド=200円で計算)
●運用資金:100万円
●取引単位:0.1(万通貨)
●利益幅:0.007(ポンド)
●売りレンジ:0.80〜0.95(ポンド)
●買いレンジ:0.65〜0.80(ポンド)
●トラップ本数:31(本)
●トラップ幅:0.005(ポンド)
●ロスカット:売りの場合 1.00(ポンド)
買いの場合 0.58(ポンド)
このトッピングによって長期でリスクを抑えつつ(含み損の動きを穏やかにしつつ)、利益も安定して7〜10%を出し続けることを目標とします。
現在はコロナ渦で実体経済の打撃と比べて、株は好調の動きを示しているため、なかなか資金を高配当に当てにくい状況です。そのためトラリピに資金を回すことはありと考えてます。
ただ、トラリピで大きな含み損を抱えると運用資金が凍結状態になってしまうため、そのことに注意しつつ今後株の暴落が起きた場合は一時的にトラリピの注文を途中で止めて、資金を高配当株へ回すことも視野に入れててもいいかと思います。