【本要約・感想】お金の減らし方

どうもゆでたまごです。

 

今回、「お金の減らし方」を読んで思ったことをアウトプットしていこうと思います。

 

 

 

 

「お金の減らし方」の要約

まず、みなさんお金ってそんなに大切ですか?

 

 

なんか頭がおかしい人みたいな発言になってますけど、著者が言いたいことはそういうことです。

 

お金は単なる価値を一時的に交換するものであって、それ以上のものではない。

本当に大切なものはお金で交換した後のものであるということです。

 

 

当たり前すぎて、一瞬何言ってるかわからなくなりますよね。ですが、多くの方がそこの認識を忘れてしまっているんですね。

 

世の中「資産1億いきましたー」とか「ベンツ乗ってます」とかの情報が溢れてますね。

 

これって、本当にそれがしたくてやっているのですかね?

 

羨ましいなぁと思う方、想像して見てください。

 

これらを無人島で誰もいないところで「おれ1億円持っているぜ」、「ベンツ乗ってるぜ」ってなってやったーとなりますか?

 

要は、他人の存在なしで、本当にあなたはそれを欲しているかってことです。

 

この著者は自宅の庭に数十億円もかけてSL列車を自作しています。それは誰に見せるわけでもなく、ただ一人で黙々と作業して自己満足を得ています。

 

そう、自己満足で幸せになれるものこそ本当の幸せであり、それにお金を使うべきといってます。

 

なので、世の中の趣味で優劣を他人が勝手につけるべきではないのです。

女性が、男の人に「車が趣味」「ブランドの服が趣味」はいいけど「フィギュアが趣味」っていう人はちょっと、、、。

 

しかし、一番幸せなのはもしかするとフィギュアが趣味の男性が常に幸せな人生をおくっているのかもしれません。

 

誰からの評価もいらない、他人から価値を判断される必要はないですからね。

 

 

作者への反対意見

ただ、自分はこの作者の言い分は半分正解で半分は申し訳ないですけど、反対しています。

 

反対意見は「承認欲求は馬鹿にできない」です。

 

基本的に人は群れで行動する動物です。

 

もちろん不慣れの人もいますが、古代から人間は集団で生きてきています。

 

そのため、孤立に弱く、承認欲求はそのために存在すると述べる人もいます。

 

そして、承認欲求は人間の三大欲求以上に承認欲求は強いと言われています。

 

とても好きな人の前で、眠くてもカッコつけたり、性的興奮を抑えようと理性が働くのは、三大欲求よりも承認欲求が勝っているからと解く人もいます。

 

それほどの欲求を満たすことは確かに幸福につながるとは思うという点です。

 

また、人は感謝されることに喜びを感じたり、人を笑わせたり、共感することに幸せを感じることも多いです。もし、著者の言い分であればこれらを趣味としてお金を使うことも否定されてしまうのかと思います。おそらくそこまでは言ってはいないと思いますが、、、。

 

だれかに評価されることで褒められることが完全悪ではないとは思います。

 

著者もそれが本当に自分の幸せにつながることなら否定はしないでしょう。

 

 

しかし、承認欲求だけに固執していると、なかなか幸せになりにくいのも事実かと思います。捨てることも難しい承認欲求といかにより良い距離感で付き合っていくかが大事なのですね。

 

この本からの学びとアクションプラン

やはり、そうは言っても他人からの評価がない趣味を見つけると大きな幸せになることは間違い無いのでしょう。

 

それは承認欲求の範囲外のことですから、外部要因は関係なく自分一人で幸せになることが可能だからです。

 

現代人はネット社会により他人の生き方がたくさん見えます。すごく羨ましく感じやすいですし、自身のことをネットで情報を発信もしやすいため承認欲求への追求がしやすい環境ではあると思われます。

 

自分もですが、これから著者のように一人でも楽しめる「本当に自分がやりたいこと」っていうことにお金を使うことが「正しいお金の使い方(減らし方)」であると確信しています。

 

早くこれを見つけるとより人生を幸せに感じる時間が長くなると思うのでまずは「本当に自分がやりたいこと。ワクワクすること」を見つけようと思います。