お金についての考え方(不動産購入を勧められて)
最近、知り合いに不動産や保険を買わないかという相談を受けました
たまにありますよね
このときに、どのように対処すべきなのかとても困ります
実際に私がとった行動は
【不動産購入を勧められて】
1、自分の将来の目標にリスクを取る必要がないこと
2、不動産で知識がないと大きく経済的に損をしてしまう可能性があること
3、なぜ他人の僕に紹介して、ご自身で購入しないということはなにか理由があるのか聞いてみた
【保険購入を勧められて】
1、そもそも保険の意味は
2、公的保険で十分
3、多くが投資と保険が混ざっている
【結論】人間関係崩さずに上手に断りたい
理屈で説明して購入の余地がないことを示すのがその人との距離間が保てるのか、それともごめんお金ないし、興味ないから買わないみたいになあなあでスルーする感じが良かったのか疑問が残る結果となった。
●不動産について
勧誘としては「絶対に儲かる不動産があって、資格がある人とかは銀行からのお金も降りやすいし節税にもなるからいいと思います。他の人もみんなやっているし」
といった内容です
自分の回答は
1、まず人生でこれ以上リスクをとってお金を増やす必要がない
人生はどれだけお金を増やすことができたかのゲームではない
お金との適切な距離感を保つためにもお金に心を奪われないようにお金の勉強をしています
世界でもトップのお金持ちアマゾンのCEOジェフベゾフだったと思いますが、「あとどれくらいお金欲しいですか?」という問いに対して
「ん〜、もう少しだけ欲しいかな」と
はっ、どんだけ欲しいねん!!!
他にも、ブラジル代表ネイマールが島でのパーティーに呼ばれたときに、自分のクルーザーが一番小さくて恥ずかしかったと
お金は他人と比べるとキリがないですよね
よくある質問で
A「自分の年収600万で周りの年収400万の場合」
B「自分の年収800万で周りの年収1000万の場合」
これって、Aでは幸福度が高く、Bでは幸福度が低いんです
Bの方がAのときより自分の年収200万もアップしているにもかかわらずです
要は、お金は相対評価になりがちなんですね
他人と比べるといつまでも幸福になれないです
日本より貧しい国でも国民の幸福度が高かったり(ブータンだったかな)しますしね
お金や生活の便利さが幸福度に絶対的な評価として直結するなら、人類はどんどん幸福にならなければならないはずですし、平安時代の人はみんな不幸であるということになるのではと
ちなみに時間は絶対評価になりやすいんです
A「自分の休みが3日で周りの休みが1日」
B「自分の休みが6日で周りの休みが10日
これは周りが何日休もうが、自分の休みが多いBの方が幸福度が高いんです
脱線しましたが、要はお金に対して
「あればあるだけいいに決まっている」「とりあえず億万長者になりたい」
は危険だと思います
自分がどうなりたいか、そのためにお金がいくら必要かを決めないといつまでたっても「あ〜お金欲しい、もっと欲し〜」という終わりのない無限地獄列車に乗ってしまいます(お前も鬼になれ!鬼になればいつまでも蓄財レースができるぞ)
20億円持っていた人が2億に減って自殺したというエピソードなど聞きますが、通常は2億もあると十分だと思ってしまいますよね
でも当の本人的には「ああ人生終わった、死のう」ってなるんです
しかしお金に魅了されている人、なんでもお金で評価する価値観だとこういった状況に追い込まれることになるのかなと
なのでまずは自分の価値観を決定しておきます
宗教やスピリチュアル的に聞こえますが、自分の精神的な部分に軸を保つことはとても大事だと思います
例えば、僕の場合は
目標:50歳までに働かなくても生きていける不労所得の獲得
そのためには月に20万円の不労所得の獲得
必要資産:8000万円
これの達成が目標です
人によってはマイホームが夢であったり、高級車に乗るのが好きな人もいます
人によって価値観が違いますし、幸福度も変わりますから目標はそれぞれでいいと思います
フィギュア好きで何百万使っていても本人が幸せならいいと思います
僕はマイホームが欲しいとか高級車に乗りたいという願望はなく、それらの資金があれば投資で不労所得で毎月数十万入るというシステムの構築の方が幸福を感じやすいしかっこいいと思います
これは個人の価値観であり、他を批判するつもりではありません
そしてこの目標以上の資産は必要ないので、それ以上資産を増やすことはしません
死ぬ時が一番金持っててもしょうがないですしね
不労所得で入ってくるお金の再投資や働いたお金などは全部使用します
理由は年齢とともにお金の価値も変わるからです
75歳で100万円使っていいということと、45歳で100万円使っていいことの意味合いは変わってきます
健康寿命は72歳なので(健康寿命のアンケートは信憑性かけますが)、なんらかの病気や体調、体力は45歳とはかなり違ってきます
なのでできることが限られていることが問題です
難しいところですが、やりたいことの多くは若い時に偏りますが、資産は時間をかけないと増えません
そうすると、投資もしつつ現在のキャッシュフローもある程度は余剰資金が必要と判断しています
この余剰資金で若い時に(若くはないですが)できることをやっていくとしています
話しがそれてしまいましたが、自分の目標は50歳で8000万資産を作ることです
このままのキャッシュフローでいけば達成できる目標です
そして45歳でもなく50歳でよいということ
急いで蓄財しなくていいと思ってます
理由は現在の職場は非常にホワイトであり不満はありません
なのでレバレッジを効かせてリスクを取る必要はないと思います
2、不動産で知識がないと大きく経済的に損をしてしまう可能性があること
不動産ど素人との自分が資料を見せられても判断できないです
不動産の悪い評判はたくさん聞きますし、youtubeでも脅されてる動画ありますね
インセンティブが大きいので売る側も必死ですよね
まあ、不動産は闇が多い業界だと思います
表面利回りだけの提示、サブリース問題、、、
素人の自分は手出し無用です
ただ、一代で日本の多くの金持ちを築いたのも不動産であるとは思います
3、なぜ他人の僕に紹介して、ご自身で購入しないのはなにか理由があるのか聞いてみた
そんなにいい物件ならご自身で買えばいいのにと思います
インセンティブ以上の利益が手に入るんじゃないでしょうか
ご自身が買えなければ(銀行から借りれなければ)、ご家族や親族、ご友人に勧める方がいいと思います
●結論
今回は1、2、3を説明して購入しない意思を示しましたが、これで正しい対処だったかは疑問が残りました
というのは、目的は人間関係を悪化させずに購入しないと伝えることなので
論破することや、自分の理論を展開する必要はないのかなと
単に「自分は賃貸がいいからマイホームはいらないし、大家さんとかめんどくさいからやりたくないんだよね。ごめんね〜」で済んでいたかもしれないです
断ることも難しいですね
宗教やアムウェイ勧誘の良き対処法あれば教えていただきたいです(相手との関係を崩さないように)
長くなったので、保険の方は別の記事で。